「え?もうそんな時間なん?」
「ちょっと早いよ〜」
「兄貴、マイク、マイク!」
「あわわわ、ごめん。ありがと!」
「あー・・・ちょっと取り込み中やけんちょっと待ってなー」

(少々お待ちください)

「こほん。皆さん、新年おめでとう。ロマーノだ」
「おめでとさん。アントーニョやでー」
「おめでとうやしー。フェリクスやし。・・・・・・トーリスが起きてくれんのやけど」
「大晦日ライブの後にこんなところに連れてこられたら疲れるわなぁ・・・。あ、フェリちゃん仕度できた?」
「お待たせ!新年あけましておめでとー、フェリシアーノだよー。僕らが居るところ、何処だと思う?実はね、マリアナ海溝の中に居るんだよ」
「もっと詳しく言えば世界一深いチャレンジャー海淵の中に潜水中の潜水艦の中に居る」
「つまり『世界一深い場所での新年』!・・・・・・なんやけど」
「雰囲気がいまいちやしー」
「ひたすら暗いもんな。見えるっつったら深海魚くらい・・・」
「・・・・・・ええい!次行こ。次!」