「羽毛葵さんより、『フランシスとジャンヌは知り合いなのでしょうか?知り合いだとしたらどんな関係なのでしょうか?教えてください』との質問です」
「おお、シュヴァリエ。久しぶりー。相変わらず美人さんだなー。今夜、どう?」
「寝言は寝てから言え」
「相変わらずつれないねー」
「そういう貴様こそ相変わらず色ボケているな。一度去勢されて来い」
「うーん・・・そういう気の強いところも好みなんだけどねー」
「・・・・・・枯れろ」

「開始早々、睨み合いが始まってしまいました。(||| ̄□ ̄)
 えー・・・一定間隔を保ったまま一進一退の様子です。仲が悪いんでしょうか?(≧ロ≦;=;≧ロ≦)」
「というか、なんでか俺が一方的に嫌われてんだよねー」
「間違いなくフランシスの自業自得だと思うぞ!」
「紹介が遅くなりましたがドラマキャストでフランシスさんの弟アルフレッド・ジョーンズさんです。
 (そそくさと移動)何かご存知なんですか?」
「なにも知らないぞ(きっぱり)。シュヴァリエとは初対面だしね」
「全く接点が無いからな。・・・間接的になら君の事は聞いている」
「そうかい?」
「ああ。よく食べるとかよくセットを壊すとかよくレポートが終わらないって叫んでるとかよく大怪我をするとか」
「誰だいそんなこと言ってるのは!!?」
「そう言いながら俺を見るな!違うから!」
「一部では有名ですからねー・・・。発信者特定は難しいんじゃないでしょうか。
 ところでシュヴァリエさんはフランシスさんと何かあったんですか?」
「いや何も。しいていうなら会うたびに言われるくどき文句と無自覚のセクハラが鬱陶しい」
「あ、やっぱり」
「やっぱり!?ちょ、やっぱりって何!!??」
「それだけ女性問題で騒動を起こしてるってことだよ」
「・・・・・・・・・(泣)」
「さすが実弟。容赦なしですね・・・」
「まあ何だかんだ言ってスキャンダルまでにならないのは凄いと思うぞ。引き際はちゃんとしているし、その気の無い相手に手を出すことも無い」
「・・・えぇっと、褒めてらっしゃるんですよね?」
「・・・・・・最低3m離れているか、間に遮るものがあればそれなりにいい奴だと思う」
「そ、そうですか。
 フランシスさんはシュヴァリエさんのことをどう思っていらっしゃるんですか?」
「んー・・・・・・タイトなロングスカートのスリットから見える脚が綺麗だった」
「・・・・・・・・・」「・・・・・・・・・」「・・・・・・・・・」
「え、変態?」
「違うから!お前実の兄貴をいじめて楽しいか?!」
「むしろ恥だって思ってるよ!アーサーに『シュヴァリエさんのファンなんで何かあったら助けてあげてくださいね』って言われてちょっとショックなんだよ!(涙目)」
「・・・・・・あいつにまで信用がないのか俺は(落ち込み)」
「そ、それで、先ほどの発言はそういう意味だととらえたのでよろし「よろしくないから!てか全くそういう意味じゃなから!!」
「・・・貴様の前でスカートの類をはいたことがあったか?」←シュヴァリエは男装の麗人なので歌手活動で女らしい格好は一切しません。
「いや、ないな。街で見かけたときにはいてたんだ。んで、めかしこめばいい女になるのになーって思った」
「・・・・・・街?」
「そ。街」
「・・・・・・・・・(考え中)。・・・・・・あれかっ!?(赤面)」
*旦那さんとのデートだったようです。
「完璧に変装していたつもりだったんだが・・・」
「心配しないでもあんな表情で歩いててお前がシュヴァリエだって気づく奴はそんなにいないと思うぞ?」
「・・・そんなに変な表情だったか?」
「変っていうか・・・幸せオーラ大量放出中って感じの・・・」
「ふ、不覚だ・・・(赤面)」
「おーい、何を2人でこそこそ喋ってるんだい?」
「大人の事情って奴だ。気にするな。
 まあようするにプロデュースしがいのあるいい女だと思ってるぞ」
「えーと、なんだかんだ言って互いを認めてらっしゃるということでよいようです」
「でも言い方が変態っぽい」
「・・・・・・お前ねぇ(呆)」