英が海賊。米は海軍。 子供の頃にイギリスとアメリカは同じ町に住んでて兄弟みたいに仲がよかった。でもある日イギリスが行方不明に。 アメリカは海賊に殺されたと聞かされて、それ以来海賊を憎むように。銃の腕を磨いて、18ぐらいで町を飛び出します。 最初は海賊相手に賞金稼ぎをしてましたが、その腕を買われて好条件で海軍に入隊。最年少で准将になります。副官は日本。仲の悪い同僚にロシア、副官はバルト三国。んで、この二人の争いに胃を痛める上司がドイツ。近所の酒場はイタリア兄弟が経営。 命令無視して敵に突っ込むアメリカ。止めるでもなくフォローに徹する日本。それほど大規模でない海賊ならアメリカが一人で片付けちゃうんで、後始末や残党狩りのために使われる部下の指揮は日本がとる事が多い。なのに部下には慕われていたりして。 海賊捕獲のためになら海賊に取り入ったり、一般人に怪我をさせてもいいと思ってるロシアとは本部で会う度に笑顔で罵り合いを繰り広げる(別名・冷戦)。そしてそのときに発される殺気に怯える部下たち。だから日本とバルトとで連絡をとって鉢合わせないようにしたり。 苦労している上司ランキングで毎年トップになってるドイツ。同僚や一部の上司から頻繁に労いを受ける。 本部近くの酒屋を経営するイタリアとは幼馴染(恋人でもいいかな。独伊で)。たまに商人のスペインが珍しい酒や食材を持ってきます。 *** イギリスはというと実は人買いに売られてます。仲の悪い兄さんたちとの遺産相続とかに関する諍いが原因で。 人買いからイギリスを買ったのは悪名高い海賊の親分。彼はイギリスに色事だけでなく人の殺し方とかそんなことまで教え込む(暗殺に使える情夫を作る感じ)。最初は大人しく従っていたイギリスですが、着実に力を溜めていってある日反旗を翻します。部下の大半はイギリスに誑かされて船長に反逆。 こうして船と部下をぶんどったイギリスが船長の座につく。部下には女神の如く崇め奉られて、イギリスもそのことをわかった上でうまく従えてそう。女王様型のツンデレ。 見た目は弱そうなので、表向きは別の人を船長に仕立て上げたり、フードとマントで外見を隠したり(だから手配書には写真がない)。自分で戦うよりも、作戦をたてて部下を動かす参謀。んで、それを高みの見物。 表向き船長となっているのはプロイセン(元副船長か、イギリスにスカウトされたか)。 ドイツとは兄弟で、でも幼い頃に生き別れになって、弟のドイツはプロイセンを知らないけど、プロイセンは知っていてドイツが功績をあげたのを聞いたりして「あいつ頑張ってるなー」と思った、り・・・(プロイセンがなんかいい人になってる!?)。 海賊相手に盗品を買ったり必要物資を売ったりする商人にスペイン。ロマーノはそのことを知っているが、イタリアは知らない。海軍には一切知られないように気をつけながら、うまく立ち回ってます。情報屋や運び屋も兼任。 スポンサーにオーストリア、ハンガリーの富豪夫婦。 *** ある日アメリカにイギリス率いる海賊の討伐命令が下る。 互いのことを知らずにぶつかるイギリスとアメリカ。(イギリスは過去のことは忘れようとしてたし、アメリカは海賊の親玉の顔や名前は知らない) いつものように単身で突っ込んで片っ端から蹴散らしては梃子摺ると判断した日本に諭され、船長を叩く事にしたアメリカは、少し離れたところで指示をしているフードの人に襲い掛かる。 アメリカには銃を使ってほしいけど、途中で壊されるか弾切れするかで剣を使用。 刃をよけた際にフードが切れて、顔が表れる。この辺でアメリカに気づいたプロイセンがイギリスの名前を叫び、アメリカ動揺。忘れたことののない名前、そして目の前にいるのはもうこの世にいないといわれていた人。 「本当に君なのかい・・・?」 「・・・お前には、こんな俺を見て欲しくなかった」 駆け寄ろうとするアメリカ。しかしその前に部下のはなった銃弾がイギリスを襲う。海に落下するイギリス。 *** と、ここまで考えて、後が続きません。フランスに拾わせようかな。 イギリスはアメリカに見られたことと怪我とのショックで記憶を失ってたりして。最後はアメリカとイギリスで駆け落ち? |