「胃に優しい8:2のほとんどミルクじゃんカフェオレですよ〜」 「だ、大丈夫ですか?フランシスさん・・・」 「死相が浮かんでるな。まあ、ほっとけ」 フランスからの帰国直後に連れてこられて疲れた表情のフランシスをルートヴィッヒが長い付き合いであるが故の粗雑さで流しながらエドァルドを促す。 「えーと、芸能界7不思議その7なのですが、不吉なことが起こらないか心配です」 「よく言うよな〜。全部知ったら不幸が起こるとか、8番目知ってたら大丈夫だとか」 「友達数人で集まって知ってる7不思議を出し合ったら2桁いったりとか」 「ああ、あるある」 「・・・・・・・・・」 紙を見ていたエドァルドが不審そうな顔で押し黙る。 「・・・どうした?」 同じように紙を覗き込んだルートヴィッヒも眉をしかめて口をつぐんだ。 テーブルに突っ伏していたフランシスとアップルパイ攻略にとりかかっていたロヴィーノも顔を上げる。 「いや、あのな・・・これ、その7について書かれた紙なんだがな・・・」 「・・・・・・・・・」 2人の視線を受けながら、ルートヴィッヒはエドァルドから受け取った紙を見せた。 「「・・・・・・・・・」」 沈黙が増え、なんともいえない空気が漂う。 何度も紙の上の文を読み返したルートヴィッヒが、ようやく一言呟いた。 「なんだこれ」 強制終了。 |