今日の会議はイギリスさん家で本当によかったですね。
 中国さんのところだと始終泣き伏せられるし、ギリシャさんのところだと、何故彼は抱きついたまま離れてくれないのでしょう? トルコさんがどうとか言ってましたけど、ロシアさんは・・・考えたくも無いですね。フランスさんと韓国さんは言わずもがな・・・
 それに引き換えイギリスさんは、建物も調度品も素晴らしく歴史があるのでネタに事欠かない!
 これを収めるために私はデジタルカメラの開発に力を入れてきたのです。今日の会場も期待を裏切りません!次のコミケのテーマは没落貴族と元使用人にして成上がり者の陵辱愛憎劇で決まりです!
 さあ最終取材、会議場も覗いて見ましょう。
 イギリスさんたら、200年ぐらい経った物でも平気でつい最近の物とか仰って使われるのですから・・・ウチでは民俗資料館に言ってもおかしくない年代のものがそこら辺にころがっているなんて、ざらなんですよね。
(ガチャ)
「え・・?・・と、テディベア・・ですか、しかも全加盟国分。よくできていますねぇ、ああスイスさんは銃持ちですかこうして見るとなかなかどうして可愛いものです、これはもはや芸術ですね・・・イギリスさん?」
「ふふっ元忍者・侍の国をなめないでくださいね、とは言っても、実際は総人口の数パーセントしかいなかったのですが・・・・・ええ、ええ、存じておりますとも。イギリスさんはこういった手の込んだジョークがお好きと伺っておりますから・・・でも、もう片付けたほうがいいですね、手伝いますよ。・・・・・はいもちろん、これは二人だけの秘密、ですね・・・あ、それともし良ければ、韓国さんとアメリカさんとロシアのこれ、頂けませんか? とても気に入ってしまって・・・はい、ありがとうございます!」

「やれやれ、本当にあの方は突然、こちらが驚くような事をしますね。まあ今回は役得でしたが(なにやらケータイをいじり始める)・・・・・もしもし、貴船神社さんですか? **さんを、はい・・・・・ああ、お久しぶりです、日本です。じつはそちらにまたお参りを・・・・ええ、もちろん人は呪いませんよ・・藁人形?いいえご配慮は嬉しいのですが、いつもの予行演習ですよ、やはり勝負なら堂々と向き合ってやりたいですから・・・・いえいえ・・・はいそれで今回は、そうですね、一応テディベア一体なので五寸釘は6本ほど・・・・友人からもらったんです・・・ああ大丈夫ですよ、その方も先の対戦で似たようなことをやっていたようなので。では“人払い”お願いしますね、期間は*/*から*/*までで・・・・はい失礼します、お元気で」
 なかなか精巧に出来ているので腹痛ぐらいは起こして頂けるかもしれませんね、大切に使わせてもらいましょう。
「ふふふっ」







*おそまつさまでした。
 貴船神社は安部清明の話でも出てきた、京都の貴船山を祭った所だったと思います。藁人形による呪いで有名な所です。今でもよく打ち付けられているそうです。
 私の中の日本は、オタクと黒と、奥底に武士道が混在している感じです。イメージ違ったらすいません。



雨軒さんへ
 お言葉に甘えて載せさせていただきました。あと題名長くて「(笑)」が入りきらなかったです。すいません。
 腹黒おたく日本・・・っ
 うちの日本はシリーズによってキャラが違いますからね・・・腹黒オタクは女英世界で多く出没します。(どうでも知識)