「仕事中失礼します。スイスさん」
「いや、構わないのである。それで今日は何の用であるか?」
「はい、何発かアメリカさん(のぬいぐるみ)を撃たせて頂きたくて」
「基地のことか?(イギリスが教えたのか・・・本当に仲が良いのだな)」
「ええ、鯨が友達でどうしてジュゴンが友達じゃないんですか!?」
「我輩に言われても・・・まあ、とりあえず貸そう・・・」
「有難うございます。あ、そうそう(退出がけに)、がむしゃらに走ってきて頂点に立った後、だんだん落ちはじめるにつれて誰か心を開ける相手が欲しいと思うのは、誰しも通る道です。私でよければ相談に乗りますから」
「!?!!!!」――ガタッ!
「ふふふ、おあいこ・・・ですよ(恐らくイギリスさんも知っていらっしゃるでしょうが、言わないほうが良いですか・・・)。では、お邪魔しました」
「(付き合いの長さというより、どちらも癖がありすぎるのが問題なのかもしれないな・・・)」(溜息)
***あとがき***
知っているのは、スイスが日本とイギリスの事を調べていたことです(あと、日本がスイスの心理変化に気付いたわけに至っては、スイスとイギリスの話の内容を立ち聞きしてしまったのと、会議中の二人の様子から第六感で察知というの、の二つの説がありますが、私はどっちでもいいと思うので、特に確定はしません)。
イギリスは妖精が教えてくれましたが、害意は無いようなので放っておきました、日本には、変に誤解してとんでもない行動に走られるのは大変だと思ったので、教えませんでした。
日本はスイスと話しているうちに、相手が随分自分の国の事に詳しい事に興味を持ち、様々な手を使って相手のプロファイラーを見つけ出し接触、すぐに意気投合、一緒にスイスとイギリスのプロファイリングをする・・・といった感じ。
だから、スイスについてはイギリスより日本のほうが行動も思考もよく理解している。でも実はイギリスの行動がいまだよく理解できない(「欧州情勢は複雑怪奇・・ですよ(遠い目)」by日本)。
イギリスは日本の事はよく理解できているが、スイスの事は、特に思考について分からない。
スイスは両国とも、そこそこ分からない。だから日本がフォローしてイギリスが歩み寄る・・・な支え合いがあるといいなと思います。
感想としては、慌てるスイス・イギリスは書いてて楽しいです、以上!(笑)
本文を書くに当たって閲覧したサイトは、主に、ウィキペディアと日本外務省のスイス情報です。それをふまえて信用してください。
以下、本文における注意書き・・・というか補足、
?有名な(?)「イラクに大量破壊兵器は存在しない」は、2004年10月、アメリカが派遣した調査団の最終報告からのもの。よって、会議のあった時期は、2004年11月頃だと思います。
?イギリス=イングランドなのは間違いないと思われますが、さてそのイングランドができたのは何時頃か? ということについて、世界史の年表を見たところ、9世紀の半ばより少し前あたりでイングランド王国ができているので、遅くとも9世紀後半にはちびリスがいたかと。よって、ぎりぎり1,000歳以上。
?ちなみにスイスはウィキペディアによると、
『1291年8月1日、ウリ、シュヴィーツ、ウンターヴァルデンの原始3州が、既得権益であった自由と自治を守るため、盟約者同盟 (Eidgenossenschaft) を結成。この日が、スイス建国の日とされている』
とあるのでここから始まった(?)ようです。国じゃないじゃん・・・という感じですが、今も『連邦国家』で、私たちがイメージする“国”とは違うと思うので、変わっていないといえば、変わっていないともいえるかもしれません。ま、700歳ぐらいということで。
?SIG SAUER SP2022について
2004年にSIG SAUER SP2340・SP2009のマイナーチェンジモデルとして誕生した現行型。フランス内務省管轄の法執行機関(警察、税関など)に制式採用された。フランス内務省が行った新しい制式オート採用のためのテストレース(2万発耐久射撃、泥や落下テストなど)を勝ち抜いたSP2009に、フランス側の要請により数多くの変更を加えたもの。おニューだったんだね、スイス(笑)。
・種類:自動拳銃
・製造国:スイス・ドイツ
・設計・製造:シグ(スイスの銃器メーカー)・ザウエル&ゾーン(ドイツで創設された銃器メーカー。1970年にスイスのSIG社と合併し、SIG社製自動拳銃の生産を引き受けた。)
・口径:38口径、40口径
・銃身長:98mm
・装弾数:15発+1発(9mm仕様)12発+1発(.40S&W、.357SIG仕様)
・全長:187mm
・重量:855g(with enpty mag for 9mm para)
?ジュゴンの海が基地に・・・はすみません・・・時期の確認してません。もっと早い頃だったような気もするのですが、笑って許してください、おまけだし(笑)・・・・きっとアメリカが出会い頭に言ったんですよ、オフレコで。
雨軒さんへ
す、素晴らしい文章ありがとうございます!
歴史背景などにとても詳しいんで大変勉強になってます。
もしかしたらこれから先の執筆に影響受けた部分が出てくるかもしれないのが・・・うん、まあ目をつぶってください。もしかしたら潜伏先のホテルで日本とともに恨みの念を発しながら裁縫させるかもしれません。
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