一言で言うと植民地にされた国は宗主国に力の大半を封じられているという設定です。 我ながらひくぐらい妄想全開ですので覚悟してください。 制限されるのは主に身体能力。あと戦闘に使用される個々の能力。 解除には宗主国の”意思”と”媒介”が必要。 制限解除するとその印として体のどこかに刻印が出る。模様は宗主国によって違い、どこの植民地かを知らせる目印にもなっている。 英連邦は植民地ではないんですが、『別に制限なくさなくてもいいよ。困らないし。これからもお世話になるんで』てなノリでそのまま。 日常生活や常人相手にならなんの不便もないから問題はなし。 イギリスが媒介にしてるのは懐中時計。 鎖は細い円柱型の棒を繋げたようなデザインで、時計の付け根の部分に『God and my right』とか彫ってある。鎖飾りは赤い十字(St. George's Crossを模してます)。時計はゴリテアでハンティングカバー。蓋にはイングランドを象徴するレパード(獅子)が牙をむいている。 中は普通の時計。 何も知らない人が見たら、なんか高そうで頑丈そうという感想を持つような代物。実際とても頑丈。 敵の刃物とか時計の面で受け止めれます。精神を具現化したような感じで、イギリスが無事な限りは傷1つつかない。 刻印の模様は宗主国の国花。 解除した瞬間に咲くように表れます。 ・・・頬に薔薇が花びらを開きながら現れて、さらに蔓が伸びていく光景とか見事だと思うんです。 こう・・・侵される感じ。 解除に伴う利点は3つ。 封じられている能力を解放できる。 ドーピングのように肉体限界を超える以上の能力を使える。 回復能力をあげることができる。 ただしドーピングはやりすぎると肉体崩壊を招く。 元々人は生存本能のせいで本当の限界までの力を使うってできない。その理由が肉体・精神の限界。 刻印はリミッターの役割も兼ねてまして、一定限度を越えると刻印が広がっていきます。雑草のごとく。 だから刻印はなるべく外から見える場所につけるほうがよい。そのほうが限界を見極めやすいから。 回復は逆に生存能力を刺激して怪我の治療を促進させる。 こちらは対象者の生命力に左右されるため、限界はないものの効果に差が出る。 あと解除には気力と集中力がいります。 力を解放しすぎないように、かといって力不足にならないように。そして限界を超えすぎないように。精神力だけでそれを調節するので、あまりに長期の解除は宗主国にも植民地にもリスクが高い。 頻繁な解除も負担を増やすので控えたほうがよい。 話を書くにつれて増えたり変わったりするかも。 God and my right・・・本来は『Dieu et mon droit』で英の標語。日本語だと『神と我が権利』。 St. George's Cross・・・イングランドの国旗 ゴリテア・・・直径6cmほどの大きなもの ハンティングカバー・・・狩猟で使っても大丈夫なように防護用の蓋がついた懐中時計。 |